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ホペイロの仕事を簡単に言えば、サッカーにかかわる全般の裏方ですについてあれこれ。
ホペイロは選手にとって、母親や兄貴のような存在です。
用具の管理から、洗濯や裁縫、時には叱咤激励まで、
ホペイロの仕事は多種多様です。
具体的には、スパイクやユニホームの場合、
選手が試合や練習で使用した後に回収し、
きれいに磨いたり、洗濯したりして、次に使用する機会に備えます。
またそれらが傷んだ場合に、縫ったり繕ったりといった補修作業も行います。
ボールの場合は、選手がけったときの感触がボールの気圧によって異なりますから、
どのくらい中に空気が入っているかを手でチェックし、
それらを選手が使いやすい堅さに仕上げるといった作業を行います。
試合中はピッチのまわり四方にドリンクが置かれていますが、
それらを絶やすことのないように管理するのがホぺイロの仕事です。
用具を管理しつつ、選手が気持ちよく、
試合や練習に挑めるように、様々なサポートをする役割を、
担っているのです。
ホペイロの人は、具体的には、
たとえば、選手がハーフタイム中に試合から引きあげたときに、
あの選手はこの位置に座るから、好むドリンクをそばに置いておこうとか、
ユニフォームを脱いだらすぐに片づけ、
スッキリしたかたちで、落ち着いて休んでもらうとか、
常に選手の力になれるようにと考えながら働いています。
ホペイロの人に共通しているのは、
どうしても、サッカーにかかわる仕事がしたいという気持ちが、
捨てきれない人が多いです。
もっとも、クラブにホペイロというスタッフを設けていないチームもあります。
その場合はマネージャーが、ホペイロを兼務していることが多いです。
またクラブによっては、マネージャーと、
ホペイロが、それぞれ両方いるところもあります。
その場合は、ホペイロが用具の管理一般を担当し、
マネージャーは、選手のスケジュール管理をすることが多いです。
ホペイロの仕事は、日本ではまだあまり知られてはいませんが、
海外では、ホペイロが専門職として日本以上に認知されています。
ホペイロになるために必要な要素を、しいてあげれば、
人間関係を大切にする、そして道具を大切にする、
当たり前のことをきちんと実践することこそ最も大切な要素です。