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ボランチなるサッカー用語は完全なる日本方言ですについてあれこれ。
ボランチは、出元であるブラジルでも一部地域でしか、
使われていない方言です。
少なくともボランチとは、サッカーの専門用語ではありませんし、
ヨーロッパでは使われません。
ボランチは日本では、最終バックラインとミッド・フィルダ―の間に位置する、
守備的ミッド・フィルターのことを指します。
ボランチの役割は、ポジションを固定しない、あるいは固定されるのを好まない、
南米スタイルの一つです。
ポジションを固定しないやり方は、傑出した数人のプレイヤ―が、
いるだけでは機能しないものです。
1970年のワールドカップ・メキシコ大会で、優勝したブラジルは、
2年前から代表を決め、お互いが他の既存の、単独チ―ム以上に、
分かり合える関係を、築いていました。
だから自由なポジション・チェンジを、繰り返してもバランスが、
崩れなかったわけです。
ブラジルは、次から次に天才的プレーヤーを輩出していますが、
それは逆に言うと、同じメンバーが代表に居続けたことにもあります。
天才の大部分が、3大会連続代表というキャリアを持っています。
4大会代表という例も多いです。
新陳代謝を欠くと、言われるとそれまでですが、
ひとつのチ―ムとしての、まとまりでは群を抜きます。
このようなひとつのモデルが出来ると、あとに続くものは楽です。
システムがなくても、イマジネーションを共有しているから、
ポジションにこだわらない攻撃が、可能となります。