{blog_description}
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
質問
サッカーでハンドが反則になったのはいつからかについて
ゴールキーパーだけがなぜ手を使えるのか?
答え
1863年、フットボール・アソシエーションが結成されたとき、
ゴールキーパーという、ポジションはありませんでした。
たまたま、けが人がゴールを守る役に回ったりすることはあっても、
ゴールを守ることだけを、専門にするプレーヤーはいませんでした。
パブリック・スクールでは、ゴール前に、
下級生を並べて、いじめの対象としていました。
子供の遊びでも、ゴールキーパーは、
誰もやりたがらないポジションでした。
1868年にゴールキーパー以外の手の使用が禁止されました。
それまで、11人制のフットボールで言うと、
フォワード9人、ビハインド2人という、
フォーメーションが普通でした。
ここは、ゴールキーパーは、いなかったのですが、
この年に一人前の、職能として認められました。
1871年、FAカップの大会規約に、ゴールキーパーが、
ピッチ上で手を使える、唯一の存在とされました。
しかし完全に、ゴールキーパー以外のプレーヤーが、
手を使えなくなるのは、1886年にフェアキャッチが、
禁止されたからです。
その翌年、キーパーが手を使えるのは、自陣のゴールを、
守るためだけという一門が、付け加えられました。
これは、理論上、キーパーが相手ゴールに、
ボールを持ち込むことが、可能だったための修正措置です。
事実、アメリカのボストン・ゲームでは、
似たようなプレイが許されていました。
1891年、ペナルティー・キック導入で、
ペナルティー・ラインが引かれました。
この時まで、グラウンドには4隅の旗以外、
何のマーキングもされていませんでした。
1893年には、キーパー・チャージが禁止され、
キーパーが、特別に保護されるようになりました。
1902年に成ると、長方形のペナルティー・ボックスが、
マーキングされました。
1908年、ゴールキーパーは他のプレイヤーと違い、
目立つジャージを、着用しなければならなくなりました。
ここに至って、ゴールキーパーは、
名実共にピッチのスターとなりました。
1937年に、ペナルティー・アークが導入されて、
現在と全く同じマーキングとなったのです。