{blog_description}
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
リべロとは、バックラインの底に位置するタスク・フォースですについてあれこれ
リべロという意味は、自由人と言うイタリア語です。
才能ある危険なストライカーを、1対1でケアする欧州流対人ディフェンス理論に、
基づいていますが、ストッパーともスウイーパーとも違うのは、
特にマークする相手を決めず、自由な裁量で攻撃にも参加するからです。
最も有名なリべロが、フランス・ベッケンバウアーで、
あることでも分かるように、点取り屋という天才には天才を当てるという、
極めてオーソドックスな、対策になります。
リべロはイタリアで生まれたが、そのルーツは1930年代の、
スイスであります。
それはヴェルウ、ディフェンスと呼ばれるWM(3・2・2・3という並び)システムの変形で、
ジュネーブのセルヴェッテというクラブの監督カール・ラッパが、考案したものです。
リべロは、ディフェンスの3バックスの背後に、ディープ・センター・バックを、
置く超守備的な陣形です。
ディープ・センター・バックが、後年のリべロに進化するのだが、
発明当初はスウィーパー役の、守備専門でした。
これがスイス・ボルトと呼ばれ、カテナチオの元祖となったものです。
ヴェルウ、ボルトボルト、カテナチオの3つとも、
それぞれ仏英伊語で閂(かんぬき)や、鍵を掛けるの意味になります。
カールラッパーが1931年に発明したヴェルウ・ディフェンスは、
1947年トリエステの監督ネレロ・ロッコによって、
イタリアに、持ち込まれています。
1953年には、インテル・ミラノのアルフレッド・フォニが、
スイス・ボルトでスクデットを取っています。
1960年代にインテルのエレニオ・エレナによって磨きかけられ、
カテナチオと呼ばれる独自の戦術へと発展しています。