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サッカー選手を辞めて中小企業でどなられながらやっていけるかあれこれ
サッカー選手のみならず、プロのスポーツ選手として、
20歳代で3000万円、4000万円という高い報酬をもらっていた人も、
30歳を過ぎてくれば、若くても引退せざるを得ない日が来る。
そのような人が、その後、中小企業に就職しても、
月に20万円の給料がもらえればいいほうでしょう。
それだけでなく、仕事では、上司からしょっちゅうどなられることが起こる。
ところが、若いころから選手として、ちやほらされて、
プライドだけが人一倍高く、お金の苦労を十分知らない人は、
何度かどなられているうちに、あほらしい。
こんな中小企業では働いていられないとプイと辞めてしまいます。
もっとも、辞めて別の中小企業に行ったところで、
同じような体験をするわけですから、
どこも勤まるはずはありません。
現役選手時代に人間をつくった人であれば、
そういった中小企業に勤めることになっても、
そこの社長が経営に四苦八苦している姿を見て、
社長、私にできることでしたらなんでも手伝いますよ。
という気持ちになれるわけです。
そういう人間性が出来ていれば、
毎日の苦労で気が立っている中小零細企業の経営者とも、
一緒にやっていこうという信頼関係を築くことができるのです。
そうやって一生懸命仕事に打ち込めば、
その会社も見る見るうちに成長していくことになるのです。
そして、そこで重役にまで上りつめるかもしれません。
一方、安い給料で中小企業に勤めるのは馬鹿馬鹿しいと考え、
自分で事業をやる場合はどうでしょうか。
飲食業でもやろうかと思っても、
人間ができていなければ成功することはないでしょう。
飲食業で一番大事なことは、お客さんに頭を下げることです。
どんなに忙しいときでも、笑顔でお客さんのどんな注文にも、
応えていかなければなりません。
そして、人件費を節約するために、自分で皿を洗うような仕事も、
しなければならないかも知れません。
プロのスポーツ選手として、
それまで脚光を浴びてきた人間にとって、
お客さんに頭を下げ、汚れた皿を洗うということは、
なかなかできるものではないと思います。
しかし、もし若いときに数多くの苦労を重ね、逆境を経験し、
人間ができていれば、過去の栄光とはきっぱりと縁を切って、
新しい環境の中で再び必死に努力をしていけるはずです。
なのでサッカー選手がサッカーを辞めて新たに長い人生を歩んでいく場合にも、
サッカーで素晴らしい人間性をはぐくむことができたと言えるように、
なってほしいと思います。
サッカー選手を辞めた後も、中小企業に勤めても、
レストランを経営しても、周りの人から愛され、
どの世界に行っても通用すると、
社会から認められるようになって欲しいと思います。